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outdoor life  鷹羽ケ森

鷹羽ケ森(いの町)

   いの町の中心街から北方向には、加茂山、仏が峠、そして鷹羽ケ森と難易度レベルが順に上がっていく山がある。

鷹羽ケ森

   2018年4月中旬、国道194号線沿いにある道の駅土佐和紙工芸村から吾北方面へ1q余り進んだところから500メートルほど北に入り、民家の横にある登山口から鷹羽ケ森に登る。里山というには奥深く、登山道は道迷いしやすいところもあり、侮れない山である。標高は919m。登り口が標高40mほどなので標高差は約880m。
   登山口から急登が続き、沢にいたってまた急登となかなか足を休ませてはくれない。頂上まで約3時間。途中立ち寄る展望台を除くと登り切るまであまり眺望は良くないので、次々と変わる周りの景色を楽しみながらゆっくり登っていくことになる。
   立派な杉の植林、ヒノキの植林はもとより、自然林はシイの木をはじめ様々な木々で彩られている。南東植林、反対側雑木林の尾根を登っていると谷から心地よい風が上がってくる。松枯れに遭わなかったのであろうか、幹の太い赤松も随所に見られる。季節の花も目を楽しませてくれる。木漏れ日の中、小鳥のさえずりも聞こえてくる。頂上近くの沢ではカエルの鳴き声さえ聞こえてくる。
   やっと登り詰めた所から東に100メートル進むと展望台がある。そこから先程登ってきた尾根とその向こうに蛇行しながら流れている仁淀川を眺めているとしばし疲れが癒される。元に戻ってさらに尾根を西に15分ほど登っていくと鷹羽ケ森山頂に着く。頂上では眺望が楽しめるよう草木が切られている。昼食後には、春の陽光のもと、遠くに広がる山々の名前を確認しながらしばらくすごす。
   帰りは上ってきたルートと一部異なるルートを選択。足の爪を痛めないよう靴紐を締め直して下山する。

コースタイム:
   鷹羽ゲ森北谷登山口→(90分)→尾根道合流点 →(70分)→展望台→(15分)→鷹羽ケ森頂上→(30分)→北谷三角点 →(25分)→尾根道合流点 →(60分)→鷹羽ゲ森北谷登山口


(鷹羽ケ森:クリッカブルマップ) 円形 円形 円形 円形 円形 円形 円形 円形 円形 円形 矢印 矢印 矢印 矢印 矢印 ビデオ ビデオ
*青太線=自動車ルート、赤太線=トレッキングルート。赤太線上の をクリックすると写真・映像が出てきます。
*この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の電子地形図(タイル)を複製したものである。(承認番号 平29情複、第286号)

(2018年4月28日−imoto)

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