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outdoor life 笹ヶ峰・ちち山

笹ヶ峰・ちち山(いの町と愛媛県西条市・新居浜市との県境)

   2017年7月上旬、梅雨の合間を縫って笹ヶ峰・ちち山に向かう。
   今回は愛媛県側からの登山ルートを選択。西条市下津池で国道194号線沿いにある笹ヶ峰登山口の表示板にしたがって林道へ入る。登山口の2qほど手前からは道路の舗装もなくなり、時々普通車の車体底を擦りながら走る。登山口には2個所、それぞれ数台の駐車可能スペースがある。

笹ヶ峰・ちち山(いの町)

   登山口から笹ヶ峰・ちち山まで標高差850メートル。途中の山小屋(丸山荘)でゆっくり休み、笹ヶ峰を経てちち山まで約3時間半の行程。標高差もかなりあり、また歩く距離も少し長く感じるが山頂の笹ヶ峰・ちち山では周辺の山々のすばらしい眺望を体感できる。
   登りはじめると最初は沢の水の音、さらに進むとひぐらしの鳴き声に交じってわずかだがアブかと思われるブーンという音も聞こえてくる。植林や自然林を抜け、見晴らしのいいササ原に到ると北西に瀬戸内海、遠くにしまなみ海道の来島海峡大橋まで見える。笹ヶ峰頂上に近づくあたりではコメツツジの花の向こうから鶯の鳴き声も聞こえてくる。
   笹ヶ峰からちち山に向かう景色はキャンバスに描かれた風景画のようで特にすばらしい。
   夏場の山行は高温多湿なので充分な水の用意が必要。『講座 登山〈基礎〉』(公社)日本山岳協会 では「登山中の脱水量=体重(kg)×行動時間(h)×5(ml)」という目安が示されているが、より多くの水分補給を想定し、準備した。行動食を取りながら登っていく中で、心地よいそよ風には助けられたものの暑くて比較的長い行程では特に水分補給に留意する必要があるのではと実感した。


(笹ヶ峰・ちち山:クリッカブルマップ) 円形 円形 円形 円形 円形 円形 円形 円形 円形 矢印 矢印 矢印 矢印 矢印 矢印 矢印 矢印 矢印 矢印 矢印 矢印 矢印 矢印 ビデオ ビデオ ビデオ ビデオ ビデオ ビデオ
*青太線=自動車ルート、赤太線=トレッキングルート。赤太線上の をクリックすると写真・映像が出てきます。
*この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の電子地形図(タイル)を複製したものである。(承認番号 平29情複、第286号)

(2017年7月5日−imoto)

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