2021年5月2日、高知市の市街地北方向の北山にある三谷のミニ88カ所を訪れる。
今回は一の谷から入山するルートを選択。まず一ノ谷遊歩道入り口から上流の横道まで250メートルほど一気に登る。そこからミニ88カ所の入り口(27番)まではほぼ平坦な道で、そこまでは登山の気分で森林浴を楽しむ。
なお、三谷のミニ88カ所を直接訪れる場合には、自動車で中秦泉寺より三谷に入り、この27番よりぐるっとまわることができる。
ミニ88カ所巡礼の道に入ると次々と順番に石仏が現れてくる。しばらく進んだところで、少し面長なご尊顔の仏像が多いのではとの印象をもつ。
三谷のミニ88カ所を訪れて、傷ついた石仏を修復する様子もみられない中でゆっくりと歴史を刻む石仏に趣を感じる人も多いのでは。高知市の市街地の近くにあるこのミニ88カ所は、この地で生活する人々に忘れ去られつつある生活文化を自然の中で見て体感できる場所のように思われる。
今回のトレッキングでは高知市市街地を一望できる鉄塔広場にも立ち寄る。
コースタイム:一ノ谷コース入り口(9:20)→ 一ノ谷上流横道(10:00/10/07)→巡礼開始(27番)(10:25)→ 古清水寺跡(11:10/11:15)→ 三谷寺(11:45/12:30) → 27番(12:55) → 鉄塔広場(13:15/13:25) → 一ノ谷コース入り口(14:15)
*赤太線=トレッキングルート。赤太線上に沿ってある青丸で囲まれた札所の番号や、 をクリックすると写真・映像が出てきます。 *この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。(承認番号 R 2JHf 428) |