2020年11月初旬、晴天の下、龍王の滝駐車場から梶ヶ森に登る。
梶ヶ森は車を使って頂上に行き眺望を楽しむことができる山として知られているが、登山者にとっては変化に富んだ登山道の整備されている山でもある。
今回は 龍王の滝駐車場の登山口から入り龍王の滝を経て定福寺奥の院へ。そこからはゴロゴロ八丁のルートを選ぶ。ゴロゴロ八丁は急勾配のガレ場なので落石を起こさないよう注意しながら登る。ほぼ登り終えるころの谷間で見上げたところに「御影堂」がある。「御影堂」には急勾配の岩をよじ登り岩間にある穴を脱けて入ることができるが、その際にはロープも鎖もなく崖に転落する危険性もあるので細心の注意を要する。ゴロゴロ八丁を過ぎると登山道の周りの景色は次々と変わる。赤い実をつけたマユミの木も見事で、足下にはリンドウの花も咲いている。
山頂からは遠くまで見渡すことができ、山間部に暮らす人々の家々や生活風景に加えて、北東から南にかけては牛の背、天狗塚、大ボシ山、鉢ケ森、さらには土佐湾、西に目を向けると早明浦ダムや奥白髪山も見える。
コースタイム:龍王の滝駐車場(登山口)(8:45)→龍王の滝(9:15/9:18)→定福寺奥の院(9:40/9:55)→ゴロゴロ八丁→御影堂(10:15/10:30)→梶ヶ森山頂(11:30/12:20)→ 天狗の鼻(12:37/13:00)→真名井ノ滝→龍王の滝駐車場(登山口)(14:25)
*青太線=自動車ルート、赤太線=トレッキングルート。赤太線上の をクリックすると写真・映像が出てきます。 *この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。(承認番号 令元情複、第848号) |