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outdoor life   石鎚山

石鎚山(愛媛県の西条市と久万高原町の境界)

   2017年10月初旬、愛媛県の面河渓より石鎚山に向かう。
   石鎚山への主な登山コースは4つ。土小屋から入るコース、西条市西ノ川からのコース、久万高原町の梅ヶ市や西条市丹原町保井野から入り堂ヶ森、ニノ森を縦走していくコース、そして面河渓谷から入るコースがある。
   今回の石鎚山登山は、面河渓から入る面河道コースで石鎚山・弥山(みせん)に登り、土小屋コースで土小屋へと下山するコース。この面河道コースは、面河渓駐車場から石鎚山・弥山まで、標高差1280m、距離8.4km、コースタイムは5時間〜5時間半。四国の最高峰たる石鎚山に向きを変えながら、かなりの標高差をしっかりと登っていくコースである。
   なお、石鎚山・弥山から土小屋までの下山コースタイムは約1時間半。

石鎚山(愛媛県西条市と久万高原町の境界)

   面河渓駐車場より石鎚登山口までの1キロ余りは川沿いの気持ちのよい遊歩道となっていて、石鎚登山のいわば序章。
   石鎚登山口からはじめのうちは急登が続く。長丁場なので苔むした石段や木道を比較的ゆっくりと登っていく。周辺は自然林でモミの木やブナ、ヒメシャラ等の木々は太く見ごたえがあるが、道をふさぐ倒木もあり、また比較的新しい折れた大木の姿も目につく。
   2時間ほど登っていくと右前方に荒々しい岩の崖からなる石鎚山が現れる。それからは木々の間にその雄姿を見ながら歩いていくことになる。この時期、道端のところどころにリンドウの花が見られ、一瞬とはいえ疲れを癒やしてくれる。
   登山口から3時間ほどの所に愛大小屋がある。そこでひととき石鎚を眺めるのもよいのでは。そこからササ原に出るまでは40分ほどだが、土砂や岩が崩れていてロープをにぎって崖のような沢を渡る個所もあり注意を要する。
   ササ原に入ると、そこからは遮るもののない景色が広がり、石鎚山頂の山荘もはっきりと見えてくる。振り返っては二ノ森方面の山々とササ原も眺めながらの登山となる。ササ原を抜け再び林に入って一般道コースに合流するところからは紅葉の景色に出会う。
   頂上では四国最高峰からの360度のパノラマを満喫できる。しかし、風が強く思いのほか寒いので重ね着を用意しておいたほうがよいように思われる。
   石鎚山頂から土小屋までは、後ろには遠ざかる石鎚山、東には瓶ケ森等のササ原を遠望しながら景色のよいコースを辿ることになる。


(石鎚山:クリッカブルマップ) 円形 円形 円形 円形 円形 円形 円形 円形 円形 円形 円形 円形 矢印 矢印 矢印 矢印 矢印 矢印 矢印 矢印 矢印 矢印 矢印 矢印 矢印 矢印 矢印 矢印 矢印 ビデオ ビデオ ビデオ ビデオ ビデオ ビデオ ビデオ
*赤太線=今回の石鎚山登コース。薄青の太い点線=その他の登山コース、青太線=自動車ルート。
*赤太線上の をクリックすると写真・映像が出てきます。参考:もう一つの 地図
*この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の電子地形図(タイル)を複製したものである。(承認番号 平29情複、第286号)

(2017年10月8日−imoto)

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