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outdoor life 不入山トレッキング

不入山

四万十川の最も奥にある山(津野町)。
不入山トレッキングは山頂まで歩いて約2時間の中級コース。
 不入山は四万十川の源流点のある奥深い山で、原生林を歩いてまず印象的なのが樹種の多さ。地元の人に木の名前を尋ねると、葉先が二股になっているのがモミの木だがイチイの可能性も、葉先がとがっていて色の濃いのがカヤ、そして短い葉で色のうすいのがツガといった具合で、ここでは一度にすべてを確認し脳裏に留めおくのは難しい。しかし、一目見て特徴的な葉の形や木の色、また、珍しいヒカゲツツジ等、印象深く、その美しさに感動を覚えたものから自ずとその名前を記憶することができる。
2016年の4月下旬の山行だったのでシャクナゲはまだつぼみだったが、アケボノツツジは満開。

不入山(津野町)

原生林の魅力を堪能しながらのトレッキングの途中、雲がでてくる。山の天気は変わりやすい。いそいで早めの昼食をとる。昼食のおわる頃になると雨がぽつぽつ。平地と違い「春雨じゃ、濡れていこう」というわけにはいかない。不入山には急登、崖もある。岩場ですべって滑落という危険もある。このため今回は山登りを途中で中止し、急いで下山することになる。
林道まで降りてくると、少し安心。まわりの風景を楽しみながら歩くことができる。
予定の時間よりも早い下山となったので、道路から約5分の比較的安全な追合滝を訪れる。落差は10メートルに満たないが景色の美しい滝である。また、次回トレッキングの別ルートの下見とでもいえようか、車で四万十川の源流点に近い登山口にも立ち寄る。

*時間に余裕のある人は、四万十源流センター「せいらんの里」に泊まるのも一興。地元の食材もさることながら、ここまで来るとほんとうの星空に出会うことができる。テラスには天体望遠鏡もある。


2020年10月中旬、四万十源流点登山口より不入山に登る。今回は船戸林道を経て幽谷コースを上っていくルート(マゼンタ色)を選択。晴天下での幽谷ルートは自然がつくった日本庭園のような雰囲気で景色は素晴らしい。不入山には四万十川の源流点と源水点がある。


(不入山:クリッカブルマップ) 矢印 丸 ビデオ 矢印 矢印 矢印 矢印 矢印 矢印 矢印 矢印 矢印 ビデオ 矢印 丸 丸 丸 丸 丸 丸 丸 丸 丸 丸 丸 丸 丸 丸 丸 四角 三角形 三角形 三角形
*青太線=自動車ルート、赤・マゼンタ太線=トレッキングルート。赤・マゼンタ太線上の をクリックすると写真・映像が出てきます。
*この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。(承認番号 令元情複、第848号)

(2020年10月26日−imoto

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