・

鉢ケ森（香美市と大豊町の境にある山）

   2018年4月下旬、香美市と大豊町の境にある鉢ケ森（1270.5m）に松尾越を経るルートで登る。鉢ケ森は香美市立やなせたかし記念館「アンパンマンミュージアム」からも山あいに見ることができる。

   登山口へのアクセスは、まず香美市の「アンパンマンミュージアム」から国道195号線を北東に1.5キロほど進んだところにある橋を渡って県道217号線に入る。そして、物部川の川沿いを上流に向かって1.5キロほど進むと大元寺と書かれた「谷相」地区に向かう表示板があり、それを目印に左折する。途中、分岐を落合方面へと向かい、14キロほど入った山の上に登山口がある。道路は舗装されているものの落石が多く注意して走行する必要がある。
   この登山口は標高1100mほどの所にあるので、鉢ケ森への登山ルートはアップダウンがあるが標高差はあまりない。
   登山道の周りには落葉樹が多く、この時期はまだ�高ﾅ鬱蒼となる前の新芽が一斉に出始めている状況で、見晴らしも良く、登山道沿いの岩場の周りに咲き誇るみごとなミツバツツジをはじめ、オンツツジ、アケボノツツジやタムシバを見ることができる。谷間を登っていく際にはバイケイソウの群落にも出会う。
   一方、一部に昨年度の台風によるものと思われる倒木が目につき、また鹿の食害の影響を受けて荒れてきている所もあり、山の状況は徐々に変わってきている。
   今回、鉢ケ森から尾根筋をさらに北に足を延ばしたので梶ケ森や鉢が森を様々な角度から眺めることができた。

コースタイム：
   鉢ケ森登山口→(25分)→松尾越 →(60分)→鉢ケ森山頂→(40分)→市町界尾根の峠→(40分)→鉢ケ森 →(40分)→松尾越 →(50分・尾根ルート)→登山口

---

（鉢ケ森：クリッカブルマップ）

＊青太線＝自動車ルート、赤太線＝トレッキングルート。赤太線上の をクリックすると写真・映像が出てきます。 ＊この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の電子地形図（タイル）を複製したものである。（承認番号 平29情複、第286号）