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enjoy lifestyle  いたどり(虎杖)

いたどり

《印刷用PDF》《風景》   
いたどり
   山野に自生するタデ科の多年草。根茎が地中を這い、春先に紅紫色の芽をだします。県外ではあまり食べられていませんが、高知では珍重され、生を料理するほか塩蔵や冷凍保存して年中食べます。
 おいしく食べる料理のコツは、酸味を抜くことと、手早く加熱して歯ごたえを残すことです。




下処理の仕方

@皮をはぎ、鍋の大きさに合わせて切る。
いたどりに熱めの湯をかけるとはぎやすい。

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A 熱湯に通し、水にさらす。
沸騰した湯に少しずついたどりを入れ、色が変わりはじめたものから、水に取る。
時々水をかえながら、半日水にさらすと酸が抜ける。

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冷凍保存の仕方

いたどりの皮をはいで10%の塩をふって、しんなりさせる。
いたどりをフリーザーパックの大きさに合わせて切り、かるくしぼって詰め、空気を追いだして密封し、冷凍保存する。

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使う時は、水につけて解凍し、酸が抜けてから調理する。



いたどりの油炒め

  
いたどりの油炒め
材料(4人分)》
     いたどりを(下処理した)300g
     油      大さじ1   
     砂糖       大さじ1
     しょうゆ 大さじ2
     けずり節、いりごま 少々

作り方

酸を抜いたいたどりを4p長さに切り、油でさっと炒め、調味料とけずり節を加え、味をなじませて火を止める。いりごまをふる。
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煮すぎないこと。歯ごたえが大切。



(2017年4月15日)

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