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洋傘店
はまぐち
傘の修理を依頼できる店は高知にも
ほとんどなくなった。
そうした中、私たちの傘を今なおやさしく見守ってくれる貴重な店の一つがこの「洋傘 はまぐち」である。
浜口さんが家業を継いだのは、いわゆる「高度成長期」の始まりつつあった1955年。
浜口茂城さん
その頃は忙しく、1日に傘70本から80本の修理依頼があって昼間は客の対応に追われ修理は夜になる、といったこともあった
。
当時は傘を修理する傘屋も10軒ほどあり、組合を作って傘用の生地(反物)を入手していたが、それを縫って仕上げる所は一軒のみで、浜口さんはそこに持って行っていた。
これまで傘骨をはじめ修理の材料として古い部品もたくさん集めてきた。しかし、近年、傘の種類が増えてくる中、修理の際に傘骨に合うのがなくてもそれを取り寄せる店がすでになくなっているのが悩み、とのこと。
(2014年6月19日)
"
お気に入りの傘を大切に、末長く使いたい
”というのは多くの人の希望でもある。
私たちの住む地域にはそうした希望を叶えることのできる担い手とその技術が
まだ身近なところにある。
仕事風景
修理が終わり、持ち主を待つ傘
店内(丈夫な傘を販売)
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営業時間 :10時~18時(日曜日は定休日)
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駐車場は店の北側
はまぐち
〒
780-0821 高知市桜井町1丁目2-24
電話:088・883・5931