座談会「土佐茶を考える」 2010/8/27

はじめに(司会:井本)
ご存じの通り茶業試験場、それから全農こうち、女子大デザイン学科でおいしい土佐茶「茶楽々」を9/26に発売することになりました。
これは利益そのものを求めるというのではなく、土佐茶ブランドを広く知ってもらう、おいしい土佐茶を飲んでもらうことを主目的に開発したものです。土佐の地には日本茶の化石ともいわれる碁石茶、東南アジアにも広がりを持つ古くからの製法で作られているこの碁石茶も残っているように、茶の産地です。ところが、特徴あるおいしい茶を生産し、中四国一の茶の産地でもある高知県で、近年お茶の生産量の減少が目立ってきています。何とかしなければ、このお茶を私たちの生活の潤いの一助にできないか、生活の質的向上に生かせないかという共通の思いがこの土佐茶「茶楽々」を協力して作ることになった背景にあります。
したがって、今日の座談会では、土佐茶の現状や課題、その可能性、さらには土佐茶との日常の付き合い方等について話しあう中で土佐茶についての認識が深まればと考えています。

 

■内容

  1. 《土佐茶の歴史について》

  2. 《緑茶と食生活の変化》

  3. 《土佐茶の特徴について》

  4. 《土佐茶の普及への課題》

  5. 《若年層への土佐茶の普及について》

  6. 《日本茶と洋菓子》

  7. 《土佐茶の販売方法について》

  8. 《どのような土佐茶をどのように売るか》

  9. 《地元で土佐茶を楽しむ》

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■出席者
邑田(高知県茶業試験場)
津野(JA全農こうち)
関田(元 高知県農林技術研究所主任研究員)
川口(高知女子大学)
三本(高知女子大学〈学生〉)

■ 司会
井本(高知女子大学)