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お気に入りの土佐茶をさがす プロローグ

土佐茶の生産は最盛期の1/4ほどに減ってきていますが、一方で県内では土佐茶再興への活路を見いだすかのようにいろんな商品名をつけた土佐茶が販売されています。土佐茶を使ったスイーツの新商品なども含めて消費者にとっては土佐茶に20151119-b親しむ機会がこれまでになく身近にあります。家計調査では高知の日本茶消費量は全国の中でいつも最も少ない水準で推移していますが、こうした機会に、お気に入りの土佐茶をさがす、こだわり生活に役立つ知識として、日本茶とくに土佐茶についてその概略を ” リアル高知 ” で紹介する計画をたてました。
今回、概要をまとめるのは邑田修三さん。邑田さんは高知県の茶業試験場で土佐茶の生産技術と品質の向上に永らく携わってきた方です。ちなみに、2011年度の土佐茶CHARARAプロジェクト(産学公連携事業)では煎茶に加えほうじ茶も企画販売しましたが、邑田さんはほうじ茶の製茶(仕上げ茶)を担当しました。その際には、試作を繰り返しながら求めに応じたほうじ茶を仕上げ、600袋製造されたCHARARAほうじ茶は、たいへん好評ですぐに完売しました。 (2015年11月20日-MI